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茨城県のコウホネの取材とみられる場所の発信のお知らせ


2023年06月16日(金) 観光・花

茨城県のコウホネの取材と群生地・自生地情報発信・花開花中!

2023年茨城県のコウホネの開花

茨城VRツアーの新規カテゴリに、茨城県のコウホネを見られる場所を取材し、発信いたしました。
6月16日現在、公園、池,川等8か所のコウホネが見られる場所を取材し、茨城県コウホネVRツアーでご覧いただけます。 コウホネは、5月から9月頃まで見られるため、漸次、調査し追加予定です。
コウホネは、スイレン目スイレン科コウホネ属の被子植物で日本固有の水生植物です。 一般には、あまり馴染みが無い植物ですが、スイレン同様に中生代白亜紀(1億年以上)を起源とし、花を咲かせる被子植物としては最も早期の植物です。 戦前には、池や沼、流れの緩やかな川で見られましたが、現在ではコウホネの生育環境の悪化により、自生のものはなかなか見られない状況です。
なお、コウホネは、関東では、埼玉県が準絶命危惧種でその他の都県はすべて絶滅危惧種に指定されています。茨城県においても絶滅危惧種Ⅱ類であり、いずれの場所も、地域のボランティア団体や国等公共機関が保護活動を行っており、現地に観察に行く場合には、くれぐれも花や、葉・根を採取したりしないよう、マナーを守ってご観察ください。