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茨城県の梅満開情報・利根町の来見寺の「松替の梅」の取材のお知らせ


2022年02月25日(金) 観光・花

茨城県の梅満開情報・利根町の来見寺の「松替の梅」

茨城県利根町の来見寺の松替の梅の満開状況

令和4年2月24日に利根町の来見寺の「松替の梅」を取材しました。上の写真をクリックすると開花した「松替の梅」のVRツアーを2シーンご覧いただけます。
今年の関東地方は、12月から2月にかけて例年より寒い日が続きましたが、2月24日付で、「松替の梅」は満開です。あと1週間は、見ごろと思われます。古木ということもあり、早咲きと思われますが茨城県内で最も早く咲く白梅と思われます。
住職の話では、早い時で12月に、例年1月頃に咲きだすという話で、境内には他にも梅の木がありますが未だつぼみの状態でした。

来見寺の「松替の梅」とは

「松替の梅」とは、来見寺に立ち寄った徳川家康公が寺の庭にあった松の木をたいそう気に入ったので、来見寺の日山和尚が江戸城に献上しました。
後にその返礼として、梅の木をくだされ、松の木に変わって境内に植えたので、この梅を「松替えの梅」と名付けました。 それ以来、布川の別名を「松替の郷」とも言うようになったと「利根川図志」に記されています。
利根川図志は、江戸時代末期に布川の医師であった赤松宗旦が著した利根川中・下流域の地誌です。
赤松宗旦旧居跡は、VRツアーでご覧いただけます。


利根町の来見寺の見所

来見寺には、徳川家康ゆかりの曹洞宗の寺で「松替の梅」の他、文化財の赤門、無縁塔・雛壇式無縁仏群などの見所があります。利根町観光VRツアーの来見寺でご覧いただけます。また、境内は、布川神社付近から続く縄文遺跡の布川貝塚でもある場所です。