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神栖市賀の用水路にアサザ確認・取材登録完了

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2022年09月13日

外浪逆浦・神栖市賀の用水路にアサザ確認・取材VR登録完了

茨城県神栖市の用水路のアサザ

外浪逆浦(そとなさかうら)の神栖市賀地区の水路にアサザが咲いているのを取材・確認しました。
茨城VRツアーでは、霞ヶ浦河川事務所から情報提供を受け、20022年9月12日に外浪逆浦の約1.5㎞の水路を南に向かって探しましたが、神栖市賀地区の水神宮の手前100mの区間の水路4か所にアサザが生息しているのを確認しました。また、この付近には、多数のヒシ(菱)、ハゴロモモ(羽衣藻)の生息も確認されました。

取材情報、神栖市の用水路のアサザVRツアー5件は、写真をクリックするとご覧いただけます。

つくば市を出るときには晴れていたにもかかわらず、現地に到着した時には小雨模様で開花は見られないかもしれないとあきらめましたが、時季外れにもかかわらず、花や葉、茎も元気なアサザを見ることができました。
本来、アサザは1日花であり、朝から晴れないと見ることはできないため、直前まで晴れていたと判断されます。
堤防を散歩の地元の数人に聞いても何故ここにあるのか知らないということでした。この水路には、アサザの他にヒシ、ハゴロモモも多数あり、環境が保全されているようです。

天気、温度が保たれればあと1~2週間程見られると思われます。 アサザのページの 来年も取材予定です。

茨城県の鹿行地区では、時季外れの元気なアサザ

2022年9月12日の神栖市の水路のアサザの様子

上記の写真は、2022年9月12日の午後2時ごろの取材写真です。
2022年度アサザの取材は、他に7か所行っていますが、現時点で花はまばらで葉もネクイハムシ等に食べられている状況です。
ところが、不思議なことに神栖市の用水路のアサザは、写真を見ても分かるように花も元気で次々に咲くつぼみも見られます。葉も虫に食われている様子もなく、茎も引き続き伸びているようです。

VRの写真を見るとわかりますが、水路の反対側に水路の土砂をすくった思われる小山が多くみられます。水路を清掃したために、アサザやヒシ、ハゴロモ藻等がその時点から息を吹き返したのかもしれません。