夏のオオハクチョウとスイレン!!茨城県小美玉市の池花池
小美玉市の池花池の白鳥:木陰で涼む様子
白鳥にとっても日本の猛暑は、さすがにつらいと思われ、日中は木陰にいることが多いようです。

夏の池花池の白鳥の近撮の様子
近寄ってきたので、腹が空いている状態と思われます。特に目立った外傷は無いようです。体系的に若鳥のようです。

池花池の一羽たたずむ白鳥
一羽ぼっちで、さみしそうに見えます。年末に仲間が来ることを分かっているのでしょうか。

茨城県小美玉市の池花池に夏にオオハクチョウがいる理由
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茨城県小美玉市の池花池は、白鳥の飛来地とスイレンの咲くことで有名な農業用の溜池です。
2022年6月29日にスイレンの取材で写真撮影を行いました。この時点ではスイレンはまばらでした。帰って写真を確認していると白い鳥が写っており、コブハクチョウと思い、拡大するとなんとオオハクチョウでした。
そんなことがあるのかと思い、念のため7月1日に再度、池花池を取材しました。近所の餌をやっていたおじさんの話では、一旦4月には、すべての白鳥の旅立のを確認しているということでした。その後、いつの間にか1羽だけいるようになったとのことです。けがしている様子もなく原因はわからないということでした。
熱い日が続いて気になり、7月9日にも取材しました。近所のおばさん話では、毎日、朝夕、餌やりに来ているということで「ぴーちゃん」と呼んでいるとのことでした。何故いるのかについて、わからないので役所に聞いたらわかるのではということで、小美玉市に確認しましたが理由はわからないということでした。
7月20日に近くに行く機会があり、確認しましたが引き続き、オオハクチョウはいました。
写真でも、分かるようにどこにもけがのあとは無いように思われます。また、釣り糸等が絡まって様子もありません。ただし、4度の取材において1度も飛翔は確認していません。現在、池にはスイレンが全面的に咲いていること、近所の住民の方が見守っていることで餌の心配は無いようです。なんとか、仲間がやってくる11月下旬~12月中旬頃までのあと5か月、無事でいることを願うだけです。なお、見る場合には、朝の早い時間、夕方の方が良いようです。おばさんの話では、満腹の場合には慣れていても近づいてこないということです。見に行く場合は、刺激しないようにご注意ください。